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Award・Grant

Award・Grant選考委員会からのお知らせ


2023年2月
一般社団法人 日本褥瘡学会
Award・Grant選考委員会
委員長 磯貝 善蔵


助成制度,各賞のご案内


 2022年度も,研究助成を下記のように募集いたします。会員の積極的な応募をお待ちしています。なお,申請者の資格は,会員歴3年以上です(ただし,学会発表,論文発表などがある場合は3年以内でも可)。また,日本褥瘡学会大浦賞、若手論文奨励賞、優秀査読賞、査読功労賞につきましても,あわせてお知らせいたします。奮って応募ください。



日本褥瘡学会 研修助成制度

 日本褥瘡学会が必要と考える褥瘡に関する先駆的な取り組みや新しい技術・情報調査等の研修を推進することを目的とします。研修助成は海外,国内での褥瘡に関する調査旅費の援助,あるいは国際会議出席の援助(発表者のみ)を目的とした「トラベルフェローシップ」と,海外,国内での褥瘡に関する研修を目的とした「トレーニンググラント」の2種類とします。

 締切り期限は設けず逐次受付とし,審査の後採用の有無を決定しています。また,トラベルフェローシップは1件10万円で毎年5名までとし,トレーニンググラントは,1件30万円で毎年2名までとします。ただし,トレーニンググラントでは,必要に応じて受け入れ機関への10万円程度の支払いも補助します。また,研修成果として研修終了後に報告書を提出することを条件とします(書式自由,トラベルフェローシップ,トレーニンググラントそれぞれ原稿用紙200字,400字程度)。


word Wordファイルファイル添付(kensyu_zyosei.doc)
※申込み用紙はダウンロード後、そのままご入力ください。
 書類は学会事務局宛に簡易書留など配達記録の残るものでお送りください。



日本褥瘡学会 研究助成制度

 褥瘡に関する基礎,臨床,予防手法確立等の,日本褥瘡学会が必要と考える研究を推進することを目的とします。公募の中から日本褥瘡学会が設ける選考委員会にて研究テーマ及び研究担当者を決定します。応募できるのは学会正会員に限ります。


■研究費:
1件50万円以内を助成するものとし,毎年3件以内を採用します。
研究成果は本学会学術集会総会で発表した後,論文投稿することを条件とします。その際に,日本褥瘡学会の助成を受けたことを記載していただきます。また,研究費の収支報告は2024年6月30日までに学会事務局へ提出していただきます。


word Wordファイルファイル添付(kenkyu_zyosei.doc)
※申込み用紙はダウンロード後、そのままご入力ください。
 書類は学会事務局宛に簡易書留など配達記録の残るものでお送りください。

締切り:2023年5月8日(月)事務局必着



日本褥瘡学会 大浦賞

2020年度より大浦賞の日本褥瘡学会誌以外の論文は原則として推薦(自薦、他薦いずれも可)になりました。奮って応募ください。

  1. 選考
     褥瘡に関する論文の中から,優秀な論文2編を選考し表彰を行います。2編のうち,1編は日本褥瘡学会誌より選考し,もう1編については日本褥瘡学会誌を含むその他のジャーナル等から選考します。
     選考は日本褥瘡学会が設ける選考委員会によって行われ,理事会で承認されます。該当者なしの場合もあり得ます。
     日本褥瘡学会誌以外の論文では自薦,他薦を原則といたします。対象となる論文(別刷・複写可)を事務局宛に簡易書留など配達記録の残るものでお送りください。

    締切り:2023年5月8日(月)事務局必着

  2. 表彰と副賞
     表彰内容は表彰状と副賞(10万円)とし, 表彰式は日本褥瘡学会学術集会総会で理事長が行います。
  3. 対象
    • 2022年度(2022年7月~2023年6月)に発行された日本褥瘡学会誌
    • 2022年(2022年1月~12月)に発行された国内外ジャーナル等
    以上に発表された褥瘡に関する論文とする。


日本褥瘡学会 若手論文奨励賞

  1. 選考
     日本褥瘡学会誌に発表された論文の中から,本学会の関与する学術分野の発展に貢献する優秀な若手が筆頭著者である論文2編を選考し、さらなる今後の活躍を期待し若手論文奨励賞として表彰を行ないます。2編の論文については原則として原著論文より選考し、適切な論文がない場合には、1編のみもしくは該当者なしと致します。但し、選考された論文が大浦賞を受賞した場合には、大浦賞を優先し、本賞を同時に受賞することは出来ません。
  2. 表彰と副賞
     表彰内容は表彰状と副賞(3万円)とし, 表彰式は日本褥瘡学会学術集会総会で理事長が行います。
  3. 対象
    2022年度(2022年7月~2023年6月)に発行された日本褥瘡学会誌に発表された褥瘡に関する論文とする。

日本褥瘡学会 優秀査読賞

 日本褥瘡学会誌に投稿された論文に対する査読において、教育的指導内容を含め熱心な査読を行い、日本褥瘡学会誌の質的向上に多大なる貢献をした査読者1名を選考し、さらなる今後の活躍を期待し表彰を行ないます。なお、査読した論文の掲載の有無は問わないが、査読依頼に対する辞退の有無は考慮されます。候補者は編集委員会の推薦に基づき、Award・Grant委員会が決定し、表彰内容は表彰状と副賞(1万円)とします。


日本褥瘡学会 査読功労賞

 日本褥瘡学会誌に投稿された論文に対する査読において、教育的指導内容を含め熱心な査読を継続し、日本褥瘡学会誌の質的向上に多大なる貢献をした査読者を選考し、さらなる今後の活躍を期待し表彰を行ないます。なお、原則10論文以上を査読した者を対象とし、査読数が10論文に達する毎に表彰を行います。また、査読依頼に対する辞退の有無は考慮されます。候補者は編集委員会の推薦に基づき、Award・Grant委員会が決定し、表彰内容は表彰状と副賞(1万円)とします。



昨年度選考結果


日本褥瘡学会 研修助成制度

    トラベルフェローシップ

    該当者なし(募集停止)

    トレーニンググラント

    該当者なし(募集停止)



日本褥瘡学会 研究助成制度

  1. 畑菜都希(福井大学大学院医学系研究科修士課程 看護学領域)
     研究題目:体圧分散マットレスの違いによるマイクロクライメットと皮膚生理機能との関係
  2. 溝神文博(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 薬剤部)
     研究題目:薬剤誘発性褥瘡の実態解明に関する研究


日本褥瘡学会 大浦賞

  1. 滝沢知大(東京大学大学院医学系研究科 老年看護学/創傷看護学分野)
     「The relationship between the temperature distribution detected by thermography and suspected deep tissue injuries(深部損傷褥瘡疑いの治癒経過とサーモグラフィで捉えた温度分布との関係)」
     褥瘡会誌24(1):14-28,2022
  2. 仲上豪二朗(東京大学大学院医学系研究科 老年看護学/創傷看護学分野)
     「Supervised machine learning-based prediction for in-hospital pressure injury development using electronic health records: A retrospective observational cohort study in a university hospital in Japan.」
     International Journal of Nursing Studies 119:2021
     doi:10.1016/j.ijnurstu.2021.103932.


日本褥瘡学会 若手論文奨励賞

  1. 山根拓実(東京農業大学 応用生物科学部食品安全健康学科)
     「Hydrocellular foam dressing regulates MMP1a, MMP9, MMP10, MMP12 and MMP13 gene expression in periwound skin(Hydrocellular foam dressingは創部皮膚のMMP1a, MMP9, MMP10, MMP12, MMP13の遺伝子発現を調節する)」
     褥瘡会誌23(4):313-317,2021


日本褥瘡学会 査読功労賞

該当者なし



日本褥瘡学会 優秀査読賞

倉繁祐太(倉繁皮ふ科医院 皮膚科)

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